こんにちは。rindouです。10月も後半、ハロウィンが近づいてきましたね。いまや日本でも人気のイベントとなりました。
今回は、「ハロウィンに見るならこれがおすすめ」という映画をまとめて紹介しておきます。
ちょっとクセの強いモンスターたちの世界。
しかし見ている間に、モンスターたちの世界にも、いろんな悩みや言い分があるんだな・・・と意外に親近感がわいてくるのです。
ぜひご家族や友達と一緒に見てみてください。
*おすすめ度は私個人の感覚でつけています。★5つで最高におすすめ!
「ティム・バートンのコープスブライド」2005年 ★★★★★
ストップモーションアニメだけど、見終わったあとの感情は「切ない・・・」。大人のためのラブストーリーでもある1本。
不器用な青年・ヴィクターは、死体と化した花嫁・エミリーと結婚の誓いをうっかり立ててしまい、死後の世界に連れていかれる。生者の世界には本当の婚約者・ヴィクトリアがいるのに・・・。
しかし、エミリーが死体の花嫁になってしまった理由を知り、これからどうするべきか悩み、決意するヴィクター。
ちょっと不思議で、コミカルな死後の世界の描写も楽しい作品。死後の世界のほうがよっぽどか活気のある描写になっているので、監督ならではの皮肉も感じつつ、楽しんでみることができます。
主人公たちそれぞれに言い分や魅力があり、とりわけ死体の花嫁であるエミリーのいじらしさや葛藤には、共感してしまいそう。

「フランケンウィニー」2012年 ★★★★
こちらもティム・バートン監督によるストップモーションアニメ。っていうか、変な世界を作らせたら、やはりすごいんだな、っていう監督だから・・・。
事故で死んでしまった愛犬・スパーキーを飼い主の少年・ヴィクターが科学の力で蘇らせる。
しかしクラスメイトたちにまでその科学の力が使われてしまい、それぞれのペットをよみがえらせたために、大混乱が起こる。
可愛がっていたペットが死んでしまったあとに、「生き返ってほしい!」と願うことは、経験した人も多いはず。仮によみがえらせる力があったら、誰だって使ってしまうかもしれないですよね。
ティム・バートン監督の子供時代の愛犬のイメージをベースにしつつ、人間とペット、科学と倫理といった難しいテーマも含んでおり、見ごたえのある作品です。
キャラはクセが強いけど、グロテスクではないし、わりと可愛く見えてきます。
ただ、ラストに賛否が分かれるところ・・・。あと、猫が好きな人にはやや複雑かも・・・。
しかし、犬好きにはたまらない1本です!
思わず子供時代に飼っていた犬のこととか、思い出してしまうかも?

「モンスター・ホテル」2012年 ★★★★
かつて人間に追われたドラキュラ伯爵が、愛娘のために建てたホテルが舞台。それは、モンスターたちの楽園ともいうべきホテル。
人間の目につかないようになっているのに、ある時、旅行好きの青年が一人紛れ込んできたことで、今までの平穏が崩れてしまう。
長きにわたって保ってきた平和な暮らしが変わろうとしていることに慌てるドラキュラ伯爵。
愛娘メイヴィスと人間の青年・ジョニーの恋を邪魔しようと悪戦苦闘するドラキュラ伯爵の葛藤ぶりがコミカル。
ドラキュラ伯爵が他のモンスターたちとコミカルに騒いでいる姿と、亡くなった奥さんをずっと大事にしていて、しんみりするシーンのバランスがいい。

ハロウィンにおけるモンスターの由来とは?
ハロウィンといえば、モンスターたちのイメージが強いですね。
やたらモンスターなどに仮装するのは不思議だったのですが、もともとは、「ご先祖の霊と一緒に悪霊までやってきてしまうので、人間は仮装して悪霊たちを追い払う」といった意味がある習わしだったとのこと。

・・・ハロウィンの仮装は、ようするに悪霊退散の意味だったのか。
まとめ:モンスターの世界を見てみよう!
今回、紹介した3本は、どれも不器用でなんとも憎めない、モンスターたちが出てくる作品です。
ハロウィンには楽しい映画を観たい、というときの参考になると嬉しいです★
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