引越で面倒くさいことはいろいろありますが、荷造りもけっこう面倒ですね。「箱に詰めるだけでしょ」と思って作業を始めてみると、意外と大変なことに気づくはずです。
何が大変って・・・。
・荷物が多いと段ボール箱の数が足りなくなることがある
・どの段ボール箱に何を詰めたのか分からなくなる
・書籍などはけっこう重い
・食器を割りたくないから丁寧に包むことが必要だが面倒・・
・冷蔵庫のなかの食品は持っていけないから処分しておくことが必要
・よく使うものほど後に箱詰めすることになる(時間がないので慌てる)
・貴重品などは引越業者に持って行ってもらえない
などなどの悩みを乗り越えるには、けっこう工夫が必要です。
今までに数回の引越をしてきた私なので、今までの反省をいかして、今回はやや早めに荷造りをしてみました。
荷造りにはコツがあります!
実体験を交えつつ、知っておけば楽になる荷造りのコツをご紹介します!
ちなみに私、過去の引っ越しで本当に切羽詰まったときには、引越業者がやってくる15分前まで荷造りしていたことがあります・・・。

余裕なさ過ぎ・・・。
まずは引越までのスケジュールを管理しよう
引越をスムーズに進めるには、スケジュール管理が大切ですよね。今回使ってみて、かなり便利だったのが、グーグルカレンダーです。
いつまでにどの不用品を捨てるのか、いつ市役所に手続きに行くのか、など必要な予定をざっくり組んで、グーグルカレンダーに入力しておきます。
一度入力しても、また編集できるので、最初はおおまかな予定を決めて、適時修正するようにしました。
リマインダー機能もあるので、忘れるとまずい予定の前には、リマインダー機能を使うようにしました。
リマインダーが届くタイミングも、自分で好みのタイミング(30分前、1時間前、1日前など)に調整できるので、とても助かりました。
家族で引越をするときには、グーグルカレンダーをパートナーや家族と共有しておけば、お互いにスケジュールを確認・管理できますよ。
荷造りで必要なアイテム
・段ボール箱:引越業者が用意してくれる分だけでは足りなくなることもある。
・ガムテープ:足りなくなるので多めに用意するほうがおすすめ。
・軍手:手を傷つけないため。
・マジック:段ボールに中身を書くため。できたら黒・赤2色があるといい。
・ビニールひも:傘など細いアイテムを縛るため。
おさえておきたい!荷造りの8つのコツ

荷造りのための注意ポイントはこちら。
・新生活でも続けて使いたい日用品を慣れた店で買っておく
・日常ではあんまり使わないものから詰める
・書籍など重いものは小さめの段ボール箱に詰める
・重いものや硬いものを箱の下側に詰めて、上には軽いものを詰める
・詰めたものの内容を箱に書いておく!
(ガラスや食器などの割れやすいもの、パソコンなど電化製品などはしっかり記入!)
・引越までに時々使いたい日用品が入った段ボール箱はひとまとめにしておく
・早く荷ほどきしたい段ボール箱には印をつける
・すぐ使いたいアイテムを入れた箱だけでも新居での置き場所を決めておく!
不用品は早めに処分!荷物を減らしておこう
もう使わないな、いっそ処分したい、と思う家電製品や家具、食器などがあれば、できるだけ早めに処分しておくほうがおすすめです。
新しい地域に変わると、ゴミ出しのルールなどが変わりますよね。自治体によって処分方法や料金が変わってくることが多いので、住み慣れたエリアで不用品を処分しておくほうが楽に処分できます。
処分したい家電製品によって廃棄方法が決まっていたり、有料処分になったりするので、処分方法を確認して早めに片づけておきましょう。
アイテムによっては他人に譲る、リサイクルショップで売る、フリマアプリに出品するなどの方法のほうがいいこともありますよね。
まだスケジュールに余裕があるうちにやっておきましょう。
使い慣れた日用品を買い足し!新生活ですぐ使える
今回やっておいてよかったのは、使い慣れたアイテムの買い足しです。
使い慣れた化粧品や洗剤、掃除用品、常備できる食料品などは少し多めに買っておいて、段ボール箱に詰めておくと、新居でもすぐに馴染みのアイテムを使って生活を送ることができます。
新居のすぐ近くに、使い慣れたスーパーやドラッグストアのチェーン店があればいいのですが、大きく環境が変わることもあるので、慣れているお店でいつもより少し多めに買っておくことがおすすめです。
私の場合は、コーヒー豆やお菓子、パックご飯、缶詰などの食料品、洗濯洗剤や基礎化粧品を買っておきました。
使わないものからどんどん詰める!
シーズンオフの衣類や靴、使用頻度の高くない鞄やグッズなど、使っていないものから先に箱詰めしていきます。
来客用の器やグラス、頻繁に使わない食器なども早めに箱に入れておきます。
コツとしては、重いものや硬いものを箱の下側に詰めて、上には軽いものを詰めるようにしましょう。
最初の段階では、まだ段ボール箱の中に余裕が残っています。あとで隙間になにかしら詰めるかもしれないので、テープで封をしないで、部屋の隅に段ボール箱を積んでおきましょう。
書籍は重い!小さめの段ボール箱に入れよう
書籍は小さめの段ボール箱に詰めるほうがいいのです。これは自分のためというよりも、引っ越し業者さんが持ちやすいようにしておくためです。
書籍ってたくさんの量になると本当に重くて、過去の引っ越しで自分で持ってみて、びっくりしたことがあるんです。
また、あんまり重量があると段ボール箱の底が抜けてしまうこともあります。
なので、なるべく小さめの箱にしっかり詰めておきましょう。
詰めるときには、本を立てずに、サイズの大きい本から重ねて入れていきます。その上に文庫本など小さいサイズの本を置きましょう。
隙間ができたらタオルやハンカチなどのやわらかいものを詰めて、本同士がぶつからないようにしておくと、傷みにくいですよ。
キッチンのアイテムはしっかり包んで箱詰め!
普段通りの食生活をしていると、食器や調理器具の大部分は最後まで残ってしまいます。
引っ越し前の一週間くらいは割り切って冷凍食品やレトルト、パックご飯などに頼ってしまいましょう。食器も全部箱詰めして、紙コップや紙皿に頼るのもいいですね。
食器を詰めるときは、一枚ずつ新聞紙などに包んで、間に緩衝材などを挟みながら箱に詰めていきます。
・調味料などのビン類は新聞紙でくるんでから立てて箱に入れる
・お椀などはさかさまにして詰める
・皿やグラスは立てて入れる
・重い食器を下側に配置して、軽いものや小さいものを上に置く
・隙間には新聞紙やタオルなどの布をクッションとして詰める
・皿を立てるためには、ブックエンドが仕切りに使える
ちょっと工夫がいるのが包丁ですね。
刃の部分は厚紙などでくるんでおいて、外れないようにテープで止めておきます。さらに柄の部分だけ出して、「包丁ですよ」ってことがわかるようにしておきましょう。
段ボール箱にも「包丁」と赤字で大きく書いておけば、荷ほどきのときにもわかります。怪我しないように!
段ボール箱に詰めたものの内容を書いておく!
段ボール箱には、詰めたものの内容を大まかにマジックで大きく書いておくといいですね。
引っ越し業者がくれる段ボール箱には、かなり細かく物品の内容を書けることがあります。
ガラス製品や食器、パソコンや周辺機器など、取扱に注意してほしいアイテムを詰めた場合、赤マジックではっきり大きく書いておくといいですね。
引越しまでに使うアイテムを入れた段ボール箱はひとまとめに!
荷造りがいよいよ大詰めを迎えるころには、段ボール箱への詰め方もけっこう雑になってきます(笑)
ただ、最後になればなるほど、よく使うアイテムを詰める箱が必要になります。

最初の段階で、必需品を入れるために、きれいな段ボール箱を1~2箱取っておくのもいいですよ。
引越が迫ってくると、日常使うこともあるアイテムも段ボール箱に詰めていきますが、すぐ取り出せるように、段ボール箱はテープでふさがずに開けておきましょう。
できたら、日用品を詰めている箱だけ、分かりやすい場所に集めてまとめておくと、あちこち探し回らずに済みます!
新居でもすぐに使いたいアイテムが入った箱ほど、目立たせるようにしましょう。必需品が入った段ボール箱には自分がわかりやすい印をつけておくのもいいですね。
そして、引越前日から当日にかけて、段ボール箱の上にガムテープでどんどん、封をしていきましょう!あっという間に日数が過ぎていくので、最後のほうはけっこう焦りますよ。。。
新居ですぐ使いたいアイテムはまとめて置いてもらう!
いざ新居で荷ほどきをしようとしても、どの段ボール箱に日用品や必需品が入っていたのか分かりづらいと、探すのも面倒になりますよね・・・。
今回は、新生活ですぐに使いたいものを詰めた段ボール箱には「台所」と書いて、引越業者さんに、新居のキッチンにひと塊においてもらうようにしました。
新居のキッチンで、食料品や調味料、調理器具だけでなく、洗濯洗剤や化粧品、ティッシュペーパーなど毎日の生活ですぐ使いたいものをさっと取り出せるようにしておいて、正解でした。
家族での引っ越しの際には、新居の間取り図を見つつ、どの箱をどの部屋に置くか、家族で話し合っておくといいですね。
こんなときはどうする?引越の注意点
段ボール箱が足りないときは近所のスーパーでもらおう
引っ越し業者からもらう段ボール箱には限りがありますよね。段ボール箱がどうしても足りないっていうときは、近所のスーパーやコンビニでもらいましょう。
「引越のために空き箱がいるんです」って頼めば、段ボール箱を貰えることが多いです。
今回も近所のスーパーで大根の箱をいただきました・・・。ありがとうございました。

ちょっと野菜の臭い・・・。
貴重品の管理は自分で!
引越荷物の中に入れることが出来ないものもあります。できるだけ早めに、使い慣れた鞄やリュックに貴重品などをまとめておきましょう。
たとえば
・財布やスマホ
・印鑑と通帳
・貴金属類
・身分証明書
ほかにも
・転出証明書など役所での手続きに必要な書類
・新居までの地図とか間取り図など
あとは引越当日のために、履き慣れたスニーカーを用意しておくといいですね!
まとめ:荷造りを制して引越を制しましょう
引越は本当に体力使うし、大変です・・・。荷造りは予想より時間や手間がかかります。
できるだけ段取り良く行って、引越当日にはあんまり焦らずに過ごせるようにしましょう!
今回の引越では10日くらい前から荷造りを始めていたので、けっこう余裕がありました。
それでも最後はだんだん切羽詰まってきたので、なるべく早めに荷造りをしていきたいですね。
参考になれば嬉しいです★
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