さて、2019年ももう終わりですね。今年も無事にブログを続けることができて、ささやかですが、喜びを感じています。
今年はSNSを通じて知った作品をいくつか読む・観るようにしてみました。他の人の「好き!」「おすすめ」を知ることで、もう少しだけ私の「好き」「いいな」が広がる感じがしました。
わたしはもともと児童文学や海外の文学が好きで、流行りの小説をあんまり読んでいない傾向があるので、すこし違うタイプの作品に接するようにしてみたのです。
簡単に今年、印象的だった作品を振り返ってみます★
2019年に見て/読んで良かった作品
「ふたつの日本 「移民国家」の建前と現実」
(著:望月優大/講談社現代新書)
日本でも増加しつつある移民について、詳細なデータをもとに書かれています。外国人の存在がだんだんと身近になってきた中で、今後、日本人や日本はどうしていったらいいのか、制度の問題点や現在の状態、今後の展望などが書かれています。
ヒューマンな視点に裏打ちされているので、単にデータを羅列したような固さはありません。今後の社会について考えるヒントを与えてくれる一冊です。
「少女は夜明けに夢を見る」
(監督:メヘルダード・オスコウイ/イラン映画)
久しぶりにドキュメンタリー映画を観てきました。
悲しい内容の作品ですが、映像の美しさや出演している少女たちの表情が印象的な作品です。
今後、もう少しドキュメンタリー映画に興味を持とう、と思わせてくれた一作でもあります。
「羊と鋼の森」
(著:宮下奈都/文藝春秋)
まだレビュー書いてませんが、ピアノの調律師を主人公にした、とても心地よい作品でした。
来年の早いうちにレビューを書きます!
2019年に久しぶりに読み返した作品
・「エーミールと探偵たち」
・「エーミールと三人のふたご」
昔、大好きだった作品です。久しぶりに手に取って、読んでみました。もうすっかり大人になった私ですが、ケストナーの世界が好きだったころの気持ちを思い出して、懐かしくなりました。
いい作品とは、たまに再会するのも良いものですね。懐かしい友達に会ったみたいな感覚!
以前とは感動するポイントや共感できる登場人物が変わっている可能性も高いのですが、それは「いまの自分がどんな人間になっているのか」を本から知る機会になりそうです。
英語の振り返り
英語の面では勉強方法を広げてみました。
・洋書を読む機会を増やしている
・英語アプリを使って語彙力アップ
などの成果がもう少しテスト結果に結びついてくれることを願うばかりです・・・。
ただ、楽しく続けるという最初の考えはずっと続いています。来年も楽しみながら続けていきたいです。
まとめ
2019年は、今までよりもすこし見る作品の幅や、勉強の方法を広げた1年でした。
できたことや挑戦してみたことを把握しつつ、できなかったことや思うほどの成果にならなかったことを反省しています。2020年、また新しい気持ちで臨みたいです。
この1年、「わたしは明日、英語を話す」を見て下さって、ありがとうございました!
これからもよろしくお願いします。
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