名作!「未来少年コナン」を30年ぶりに見たので面白さを語ってみる!

波アニメーション
この記事は約7分で読めます。

「未来少年コナン」は、宮崎駿氏が演出を手掛けたテレビシリーズ作品です。

最近、自粛期間中にテレビに再登場して話題になっていたので、ご覧になった方もいらっしゃるでしょう。

初めて見た人、おめでとう!

・・・っていうくらい、おすすめの作品です!

初めてテレビでオンエアされていたのは1978年とかなり前なので、絵柄などはやや古い印象はあるかもしれません。

でも、見事なアクションやストーリー展開をもっている作品で、宮崎アニメと言われる作品群の特徴がすでにあちこちに見られます。

私は12歳くらいのときにレンタルビデオで見て(懐かしい響き・・・)弟と一緒に笑い転げ、夢中になっていました。子供時代に出会えてよかった、と思える作品の一つです。

で、今になってAmazonプライムで全話見られるので、30年ぶりくらいに見てみました。・・・面白いです!今見てもすごいいい作品なんだな、と思えます。

そして子供時代には気付かなかった、ちょっと寂しい部分や細かい演技にも気づくことが出来ました。

で、今回は思い入れのある「未来少年コナン」の魅力と、大人が見るとちょっと切ない部分を語ってみます。

 

「未来少年コナン」

監督:宮崎駿

出演: 小原 乃梨子、 信澤 三惠子、 青木 和代、 吉田 理保子、 永井 一郎

製作国:日本

公開年:1978年

 

ネタバレ有りなので、まだ見ていない人はご注意ください。
スポンサーリンク

「未来少年コナン」あらすじ

強力な兵器によって自然に大変動が起こり、荒廃した地球が舞台になった近未来SF。

「のこされ島」という小さな島に老人と一緒に住む少年・コナンはある日、浜辺で打ち上げられた少女・ラナと出会う。実は敵から逃げ出してきたラナは、連れ戻しに来た連中によってさらわれてしまう。

ラナを助けるべく、のこされ島を旅立つコナン。行く先では仲間に出会ったり、危険な目にあったりしながら、ラナ救出に全力をささげる。

「未来少年コナン」の見どころ


  • 宮崎作品の原点的な要素が盛りだくさん
  • 怪力のコナンによる痛快なアクションに驚く!
  • 親友ジムシーが楽しい!
  • ちょっと抜けているダイス船長が笑える
  • 影のヒロイン・モンスリーが魅力的!
  • みんながいい人になって終わるハッピーエンド

宮崎作品の原点的な要素が盛りだくさん!

海面

 

いわゆる宮崎アニメと言われる作品の特徴は、「未来少年コナン」において、ほぼ出ています。

そのため、他の作品を見たファンの方が見てみると、「このキャラや演技、見覚えあるなー」と気づきます。

たとえば、ダイス船長というかなりいいかげんな中年男性が出てきますが、「天空の城ラピュタ」に出てきた空賊の兄弟たちに通じるようないい加減さです。お調子者で妙に憎めない雰囲気も似ています。

またモンスリーという優秀な女性キャラが出てきますが、「風の谷のナウシカ」に出てくるクシャナのような陰りのあるヒロインとなっています。

宮崎駿氏が一般的に有名になったのは「風の谷のナウシカ」以降かと思いますが、それらの作品の要素は「未来少年コナン」という初期作品で、すでにふんだんに登場しています。

ジブリファンの方が「未来少年コナン」を始めて見たなら、なじみ深いキャラや演出に気づくはずです。そう、いわば原点的な作品なんです。

コナンやラナの一途さが大人には切ない!

カモメ

 

「未来少年コナン」は、キャラの魅力の見せ方がはっきりしている作品だと思います。

みんなそれぞれに欠点や悩みのある登場人物たちが、明るく気持ちのいい人たちに変わっていく要になっているのが、主人公のコナンという少年です。

コナンはかなりの怪力で、岩を砕いたり、鉄を曲げたりするくらいは当たり前にやってのけます。そのあり得ないような怪力によるアクションが、実に痛快で見ていて楽しいのです。

数々の窮地も、コナンの怪力で乗り切ってしまう。そのシーンひとつひとつに面白さや滑稽さがあります。

コナンは一途な性格で、ラナという少女が好きになり、その後は全力でラナを守り窮地から助けてくれるエスコート・ヒーローです。

一方のラナは、祖父にあたるラオ博士の行方が分からず、その上博士を探すためには役立つと思われて敵に追いかけられる不幸な位置にいます。

ふさいだ顔で登場するのですが、コナンという少年がいるときには、笑顔になります。このあたり、子供のころは単純にあこがれて見ていたのですが、今見ると、一途すぎて照れちゃう・・・。

そして、ちょっと切なくなるのです。

現実には、こんなに一途に誰かを思って行動することは困難なときもあるし、自分にもてる限りの力を振り絞って生きているコナンを見ていると、すっかり大人になってしまった自分の不甲斐なさなどを感じてしまうのです。

子供時代には痛快だったストーリーも、年月が経つと、また違う味わい・・・・。

サブキャラを変えていく主人公・コナンのパワー

小麦

 

ヒロインの描き方にも、宮崎駿氏の好みがはっきりと出ています。コナンの支えによって強くなっていくラナも魅力的なヒロインですが、もう一人のヒロインといっていいモンスリーがとてもいいキャラなんですよ。

モンスリーは最初は敵役として登場するのですが、後半になってから、次第にコナンの影響を受けて味方になっていきます。

優秀で冷静なモンスリーですが、意外ともろい面もあって、ラストにかけてどんどん変化していきます。最後には、なんてかわいい表情になったのか、とびっくりするくらいヒロイン顔になっていきます!

ホント、モンスリーさん、顔が違う・・。

激変ぶりという点では、モンスリーが「未来少年コナン」のなかで一番ではないでしょうか。

一見、冷たくて怖そうなキャラにもいろんな悩みを与え、観客が共感してしまうキャラとして描き、最後には主人公の側に立ってくれるキャラはアニメ作品にはけっこういますが、モンスリーも印象深い敵役です。

ジムシーというキャラがコナンの親友であり続けるのも、ダイスがけっこう真面目になったのも、モンスリーが激変していったのも、すべて主人公であるコナンという天真爛漫なキャラの影響にあります。

コナンは主人公としての芯がしっかりしているし、「困っている者を敵味方なく助ける」という態度に全話でブレがないため、サブキャラの変化に納得ができるのです。

痛快な娯楽作品としても、キャラクターの魅力にしても、コナンという主人公がいないと成立しない作品になっています。

最後にはちゃんとハッピーエンドを迎え、ストーリー展開もきれいにまとまって終わります。

まとめ:宮崎駿氏のパワフルなアニメが見られるのでおすすめ!

ちょっと古いかな・・・とか思って「未来少年コナン」を見ないのは、損です!!っていうくらい面白いです。

長い年月が経っても、色褪せない魅力の多い作品なので、ぜひいろんな方に見て欲しい作品です★

コメント

タイトルとURLをコピーしました