「英文法ハイパートレーニング」レベル1の効果的な使いかた

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大人になってから今さら英文法をやり直すのって、けっこう面倒くさいですよね。

でも、なんとかして英文法をやり直したいから、初心者向けのテキストを知りたい!という人にぴったりのテキストが「英文法ハイパートレーニング」です。

著者である安河内哲也氏は東進衛星予備校の講師の方です。数多くの参考書や問題集を手掛け、大学受験生はもちろん、中学生や社会人まで幅広く支持されています。

「英文法ハイパートレーニング」レベル1について

「英文法ハイパートレーニング」はシリーズになっていて、難易度によってレベルが分かれています。今回ご紹介するのは、レベル1の超基礎編になります。

超基礎編は、英文法をほんとに基礎からやり直したい、中学レベルから復習したい、という人に適しています。英語が苦手だけど、基本を押さえたい人に向いています。

英語が苦手・・・という人にとって、親しみやすく使いやすい参考書になっています。

「英文法ハイパートレーニング」の内容

内容としては、基本事項を22の項目に分けてあり、「be動詞」「助動詞」「現在完了形」などの内容が並んでいます。

一つの項目(ユニット)ごとに解説があり、トレーニング問題が配置されています。基本的な順序としては、解説を読む⇒トレーニング問題を解く、といった流れになります。

解説は・・・短い、というか端的にポイントをまとめてあります。文字が大きいし、かわいいイラスト入りになっています。1ユニットあたり4ページくらいで、すぐに読めます。

1ユニットごとに15問のトレーニング問題があります。制限時間があり一応10分、となっていますが、基本的な内容で番号を選ぶだけなので、もっと短時間に解くことができます。

「英文法ハイパートレーニング」の使いかた

私が実際にやってみた方法は、以下になります。

  1. 先にトレーニング問題を解く。(だいたい5分以内で解けます)
  2. もう一回、トレーニング問題を解く。(問題数が少ないため、この時点でほぼ満点を取れます)
  3. そのあとで解説を読む。間違えた箇所は理由を確認しておく。
  4. 仕上げにもう一回、トレーニング問題を解く。

(「英文法ハイパートレーニング」レベル1の解説だけでは足りない、と感じたときには他の文法書を読んで知識を補っておきます。私は「英文法の核」で知りたい箇所を読みこみます)

英文法の全体像がわかる!読んで面白い「英文法の核」
英語の文法の全体像がわかりやすく解説されているのが「英文法の核」です。人気予備校講師による解説で面白く読めて、今後ずっと使える文法の知識が身につきます。英語の文法が苦手な人にこそ、おすすめのテキストです。

基礎だからこそ「英文法ハイパートレーニング」で固める!

たぶん、トレーニング問題の回答番号を覚えてしまう気もしますが、それでいいのです。繰り返し解くことで、基本的な内容はいちいち考えずに、パッと解けるようになります。

1日1ユニットを解いていくと、22日で英文法の基礎固めができます。もちろん、1日に解く量を増やしても大丈夫です。

たとえば、Unit11 不定詞~Unit15 分詞構文 などは、準動詞(「to do」や「doing」)のまとまりとして一息にやり切ってしまう方が、形が似ていて紛らわしい用法が整理できて理解しやすいかもしれません。

1ユニットあたりすぐに解けて、長い時間をかけなくていいので、やり直し学習のウォーミングアップにぴったりのテキストです。

レベル的に物足りないと感じるのは当たり前で、とにかく基礎を固めるための参考書です!

基礎レベルを超えた構文は徹底的に避けて書かれているため、今自分がやるべきレベルが絞り込まれ、集中的で効果的な学習が可能になります。

まとめ:「英文法ハイパートレーニング」超基礎編を常識にするといい

TOEICの難しい文法問題にぶつかるとつい焦りが出てきてしまい、あれこれと応用問題や特殊文型などに手を伸ばしたくなってしまいますが、そこをぐっとこらえて、基礎に徹してみましょう。

「英文法ハイパートレーニング」レベル1に載っているような基本的な例文が、頭で考えるまでもなく浮かんでくるようになれば、複雑な構文や応用的な語法への理解が格段に進みますよ。

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