児童文学

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『霧のむこうのふしぎな町』近所的ファンタジーの楽しさをレビュー!

『霧のむこうのふしぎな町』は少女リナが不思議な町に迷い込み、お店で働くことでたくましくなっていくファンタジーです。現実の近くにありながら、誰もが行けるわけでもない「めちゃくちゃ通り」の面白さをレビューしてみました。
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『本へのとびら 岩波少年文庫を語る』宮崎アニメの原点を知りたい人におすすめ!

『本へのとびら 岩波少年文庫を語る』映画監督・宮崎駿氏による読書案内。ただし岩波少年文庫に限られています。アニメ作品の原作になった作品も含め、優れた児童文学作品を紹介しつつ、これからの世界へのものの見方や考え方のヒントになる1冊です。
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「エーミールと三人のふたご」子供時代の終わりのものがたり

「エーミールと三人のふたご」は「エーミールと探偵たち」の続編にあたる物語です。前作から2年後の世界で再会する少年たち。ちょっと切ない物語になっています。2冊合わせて読むと、無邪気な子供たちがだんだんと大人になる物語だと実感できます。
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「エミールと探偵たち」ベルリンを舞台にした少年たちの活躍が楽しい!

「エミールと探偵たち」はエーリヒ・ケストナーの代表作です。子供時代に読んでおきたい一冊であり、大人がもう一度出会い直すのにもおすすめの一冊です。ちょっとしたユーモアや機転が楽しいドラマを作っています。
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「チョコレート工場の秘密」ロアルド・ダールの原作と映画をくらべてレビュー!

「チョコレート工場の秘密」は、映画「夢のチョコレート工場」や「チャーリーとチョコレート工場」の原作です。ロアルド・ダールの代表作である児童文学を読んでみました。2つの映画との違いをくらべつつ、レビューしてみます。
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「すももの夏」ルーマー・ゴッデンがえがいた少女の時間の終わり

イギリスの作家、ルーマー・ゴッデンが自身の体験をもとに書き上げた物語が「すももの夏」です。子供から大人へと変わっていくときの気持ちの揺れや葛藤を、たった一度きりの夏の旅の物語として完成させています。